
Goodbye Castleのデビューアルバム"MEAN ANGEL"。
映画『俗天使』のクリエイティブチームによる本作は、日本・ポーランド・フランスの3拠点を横断し、8か月間にわたる制作を経て完成。
本作は、クラシックの素養とコンテンポラリーな実験性が交錯する、シネマティックかつジャンルレスなサウンドスケープを構築。
"怖カワイイ"世界観を軸に、現代的なアートポップ、ニュークラシックの要素が融合している。
音楽は、パリ在住のピアニスト& ボーカリストMagdalena Zuk、リズミカルなマルチピアニスト須藤信一郎、情緒的で透明感のあるボーカルは、松下エリカとTORANOKO Performing Arts Companyの少女たちが担当。
アートディレクションと作詞は松下ユリアが手掛け、サウンドデザインは映画・CM業界でも活躍する紫藤佑弥が担当している。

Hide & Seek- Single
From 映画「赤糸で縫いとじられた物語」
寺山修司の「少女詩集」からインスパイアされた曲
誰もが心の奥に持っているような
さみしさや哀しみ
追っても戻らぬ大切にしていたなにか
裏道でなくしてしまったもの・・・
おそらく私もあなたも、よく知っているはず
“私の中のもう一人の私”を見つけて・・・
Music by Magdalena Constance Zuk
Lyrics by Yuria Matsushita & Magdalena
Performed by Erika Matsushita & Beni Nishihara & Ayaka Inoue
Mixed by Yuya Shito

MEAN ANGEL - Album
映像的な感性を音楽に昇華させた、物語性あふれるデビューアルバム。
映画「俗天使」の制作チームが手がけた本作は、日本特有の美的感覚「怖カワイイ」がテーマ。可愛さと不穏さが同居するその世界観は、聴く者を幻想的な音世界へと引き込む。
クラシックピアニストのMagdalena Zukが、現代的で実験的なサウンドに飛び込む。
リズミカルでモダンなアプローチを加えながらも、あくまで独自の世界観を壊さないバランス感覚。現代的なアートポップとニュークラシックが融合した、ジャンルを超えた孤高のサウンドアート。
Music by Magdalena Constance Zuk & Shinichiro Sudo
Lyrics by Yuria Matsushita & Magdalena Constance Zuk
Melody Line by Erika Matsushita
Piano: Magdalena Constance Zuk & Shinichiro Sudo
Violin: Bertrand Kulik
Performed by Erika Matsushita, Beni Nishihara, Ayaka Inoue, An Nishihara, Yuiko Omachi, Kotoko Omachi & Constance Rose
Recorded & Mixed by Yuya Shito & Louis Mespoulet (Suffix Studios)
Mastered by Yuya Shito
Cover Design by Agnieszka Mori
Art Direction by Yuria Matsushita
Produced by Erika Matsushita

FOUND YOU - Single
From 短編映画 「俗天使」
太宰治の「女生徒」からインスパイアされた曲
「怖カワイイ」美学に貫かれた、デビューシングル。
“FOUND YOU”は、ありきたりな音楽作品ではない。現代的でメロディックなピアノやボーカルで、まるで、幻想的な物語世界の中にいるような没入感がある。
思春期のどこか道中で瓶詰めにされた少女の物語。
Music by Magdalena Constance Zuk
Lyrics by Yuria Matsushita & Magdalena Constance Zuk
Performed by An Nishihara & Constance Rose
Mixed by Yuya Shito

Prelude to the Parallel World- Single
From PV 「33 Thirty three」
Japan Film Commission企画。海外の人たちから見て新鮮で魅力的な“日本の日常~お坊さん編~”がテーマ。
愛媛県内子町の施法寺とその奥の院、お坊さんの日常、自然の美しさを表現している。
Magdalena Constance Zukによるコンテンポラリークラシックな音楽が、ミステリアスでスピリチュアルな彩りを添えている。
Music by Magdalena Constance Zuk
Mixed by Yuya Shito

ABOUT
MAGDALENA CONSTANCE ZUK
マグダレナ・コンスタンス・ズック
ピアニスト / 作曲家 / ヴォーカリスト
L'amour de la musique mène toujours à la musique de l'amour
... Jacques Prévert
音楽への愛は、常に愛の音楽へと導く…
パリを拠点に世界を魅了するポーランド人音楽家
Magdalena Constance Zukは、その情熱的な演奏、詩情豊かな作曲、そして心揺さぶる歌声で、国際的に高い評価を得る多才な音楽家。ポーランドに生まれ、フランス、イギリスという芸術の都でその才能を磨き上げた。
研鑽と国際的評価 名門La Schola Cantorum de Paris音楽院でEugen Indjic教授に師事し、高等演奏家資格とVirtuosity Prizeを受賞。ロンドンのRoyal College of Musicでは、ピアノをKevin Kennerに、映画音楽作曲をDavid Burnandに学び、The Richard Carne Award、The Pro Musica Awardなど数々の賞を受賞し、才能を開花させる。 1999年、ソルボンヌ大講堂でのモーツァルト協奏曲演奏による国際デビューはセンセーションを巻き起こし、以来、Roman Polanski監督映画『戦場のピアニスト』フランスプレミアでのショパンリサイタルや、ロンドンのSt Martin in the Fieldsでの演奏など、世界の名だたる舞台で活躍。2011年には、ポーランド文化の国際的普及への貢献を称えられ、TV Polonia Awardを受賞する。ヨーロッパ、南米、そして日本と、その活動はグローバルに展開。特に日本の愛媛で開催される“Chopin Village Festival”では、毎年のように美しい演奏で聴衆を魅了し続けている。 ジャンルを越境するアーティスト マグダレナは、ピアニストとしての枠に収まらず、作曲家としても才能を発揮する。ロンドンのVictoria and Albert Museumで展示されているベラスケスやターナーの絵画から着想を得た楽曲は、音楽と視覚芸術の美しい融合を実現し、TV Arteのドキュメンタリー『Histoire de Look』や数々のポーランド映画に音楽を提供するなど、映像作品にも不可欠な存在となる。 アルバムとコラボレーション ソロピアノアルバム『Couleur du Temps(時の色彩)』はGramophone誌で絶賛。日本のアーティスト、松下ユリア・エリカ姉妹との共作アルバム『Une belle histoire(美しい物語)』は、日本でのライブ録音から生まれ、国際的なコラボレーションが実現する。 映画音楽の世界へ このコラボレーションを機に、松下ユリア監督映画『赤い糸で縫いとられた物語』(2020)の音楽監督を務める。同作は世界各国の映画祭で数々の賞に輝く。続けて、第75回カンヌ国際映画祭JAPANパビリオンで上映されたJapan Film Commission PV『33 Thirty three』の音楽も手がける。 2023年にはミュージカル『Chopin 44』で主演を務め、その表現領域の広さを改めて証明。2024年、松下ユリア監督による短編映画『MEAN ANGEL』の音楽監督を務めるなど、その創造意欲はとどまるところを知らない。コンサートに加え、オリジナル曲の作詞作曲、ヴォーカリストと、ジャンルの垣根を越えて活動の幅を広げている。 内なる美を探求し、様々な芸術表現を音楽に昇華させる姿勢は、現代音楽シーンにおいてひときわ鮮やかな輝きを放っている。
